《 月間15万部発行の健康全国誌 》
最近、くせ毛や髪のバサつきが気になる。髪のボリュームがなくなってきた。頭皮が硬い。頭の形がいびつだ。
眉の上が膨らんでいる。まぶたが重い。顔が左右歪んでいる。頭がスッキリしない。疲れやすい。首が太く短くなった気がする。
こんな状態に当てはまる人は、頭や体にこぶが増えている疑いがあります。
私の言う「こぶ」とは、「たんこぶ」のような膨らみではありません。実は、私たちの頭や体の繊維質には
無数の小さな「隠れこぶ」が存在しているのです。
私がこぶの存在に気づいたのが、今から40年以上も前のことです。当時。パーマヤカラーに使う
薬液は、今以上に髪を傷め、肌荒れなどの弊害が多発していました。
美容界では長年、髪型や見た目が最優先で、体のことは軽視されがちでした。薬液などの力で髪の「形」を変えるために、髪や体の「質」が犠牲になることもあったのです。
そうした美容界の”常識”に違和感を覚え、私は薬液に頼らない髪質の改善方法を研究してきました。
すると、髪質と体質には深い関係があることが分かりました。毛
髪の性質は、直毛と縮毛(くせ毛)に大別できますが、薬液の弊害を受けやすい過敏体質の人は、
くせ毛や薄毛の人に圧倒的に多かったのです。
その原因は何か。仮説を立てては検証する作業を重ねた結果、「くせ毛や薄毛の人には頭皮に多くのこぶがある」という重大な事実にたどりついたのです。
こぶができるのは、乳酸や尿酸など体内の老廃物の排出がうまくいかず、
体のあちこちに滞留してしまうためと考えられます。
毛根にこぶができれば、周囲の血流が悪化して髪・・・